2015年8月19日星期三

チョコのような甘い時間再び

そろそろ戻らなければと、いろいろと考えていたことを頭を振って散らすと若葉に被るように影が伸びてきた。
「どうした」
「あっ、み、御影さん、ちょ、どこ触って…っ」
「ん?お前の首筋に唇押し当てて、腰に手を回してるとこだな」FAMPROX(強力媚薬)
 寝室はキッチンやテレビが置いてある部屋の続き間となっていてドアは存在するが、普段一人のために特に閉めることはしていなかった。
 隣の部屋の光でこと足りると思ったのだが寝室の電気をつけなかったのはダメだったと思うが、今更な話だろう。
 若葉の身体をまさぐる手が止まることはなく、器用にシャツのボタンを外しながら少しずつ露出される首筋から肩に吸い付き、舌を這わせていく。
 スカートの越しに御影のすでに張り詰め始めたモノが押し付けられた。身体がどんどん火照っていく、思考が途切れ途切れになっていく。
 御影との行為はまだ二回目のはずなのに、身体が御影の指を覚えていた。荒々しいようでとても優しい愛撫に下腹部がきゅんと切なくなった。
 スカートを強引におろされる、シャツも引き抜かれてサテン生地のキャミソールがひらひらと揺れる。御影は若葉の肩を軽く噛んでから、強く吸い上げる。
「いっ…」
「独占欲とマーキングか…」
「え?」
「気にすんな」
 突然の痛みで御影が何を言ったのかわからなかった、頭がぼんやりとしだしてきているのも理由だが。聞き返してみたものの、気にするなと言われてしまえば何て言ったのかはわからずじまいだ。
 ブラのホックを外され、キャミソールの裾から手が滑り込んできて胸を下から支えるように持ち上げられただけだというのに。御影が触っているというだけで、触られた場所が熱くなっていく。
 漏れる息が艶かしくなっていく、恥ずかしいというのに止める事ができない。
 腕から紐部分が抜かれて、パサっと床に落ちた。胸の頂が尖ってキャミソールの布を押し上げる。
 うなじや肩に舌を這わせ口付けながら、キャミソール越しに頂には触れないように撫でてくる。腰をなぞりストッキング越しに秘丘をふにふにと触られて思わず背中を反らす。
 手を背中にいる御影の頭に回して、寄りかかるようにしながら必死に立つが。下着に手を差し込まれ花芯に軽く触れられ、ずり落ちそうになってしまった。
「息、荒くなってるな」
「みっ、かげ…さんの、せいじゃないですか」
「確かにな」
 意地悪く笑う息が耳にかかり身じろぐと、手を取られベッドの淵へと座らせられた。足にきていたので、ありがたいと言えばありがたい。
 御影は若葉の前にかがんで、両脚を開かせそのまま太ももに熱い掌で撫でられた。
「御影さんっ、こ、これ、恥ずかしい…っ」
「慣れろ」
「な、慣れませんよぉお」
 なんてことを言うのだろうか。慣れるわけがないのに、無理矢理にでも慣れろというのだろうか。そもそも、この行為自体は今日で二回目という初心者に対して言う科白ではないだろう。
「なぁ、若葉」
「…はい…」
「これ、破ってもいいか?」
「だっ、ダメです!絶対ダメです!これ高かったんですから!」
 ストッキングを摘んで真顔で言ってきたのを慌てて止めた。このストッキングは少し奮発して買ったものだ。目立ちはしないが、足首にストーンがついているものだ。
 御影は横を向いて、舌打ちをした。そんなに破きたかったのだろうかと、今度安いのでよかったらと声に出す寸前に飲み込んだ。今度とは、いつのことを言うのだ。
 それでは、また御影に抱かれたいと告げることになってしまう。そんなことは言えるわけもない。
 若葉は破かれる前にと、ストッキングをゆるゆると脱ぎだす。下着も脱ぐべきだったかとも思うが、恥ずかしすぎるし、期待しているみたいなのでストッキングだけにした。
 御影はただ若葉が脱ぐ姿をじっと見つめる。獲物を狙うような鋭い瞳をしている、その瞳の奥に情欲が見え隠れする。
 片足からストッキングを抜いた途端、ただじっと見つめていた御影が太ももを擦る。まだストッキングを脱いでいない足を御影の腕に乗せるように抱えられ御影は若葉を見つめたまま膝裏に舌を這わせ、強く吸いながらストッキングを抜き取った。
 太ももの内側を執拗に舐め上げ吸いながら足の付け根まで上っていく。下着越しに秘所を撫でられると、ぐちゅぐちゅと音が聞こえてくる。
「下着の意味ねぇぐらい、濡れてんな」
「んんっ、…はぁ」
「着たままと脱ぐのどっちが良いか、お前が決めろ」絶對高潮
「えっ?!」
 キャミソールを着たまま、下着をつけたままするのと。全裸になるのとどちらが良いか決めろという言葉に、頭がパニックになってしまう。
 普通は裸になるのではないのだろうか?服を着たままでももちろんできることはわかっているが、わざと着たままというのも一種のプレイ的なものになるのだろうか。
 御影はにやにやとしながら、かがんだまま若葉を見つめる。御影から動く気配は一切ないようだ。そうか、この男はSなのだなと判断せざるを得ない。
「…、ぬ…ぐ、から。みか、げ…っさんも、ぬいで…」
 恥ずかしすぎて死んでしまいそうだ。今なら恥ずかし死にというものができるような気がする。心臓がバクバクとしていて、御影を見れなくて自分の太ももを見つめた。
「くそっ…、やべぇな」
 御影は吐き捨てるように呟いて、頭をガシガシとかいた後に若葉の両手を上に上げてキャミソールを脱がせてから。ネクタイを無造作に外しシャツとインナーも脱いで床に投げ捨てた。
 心臓の音が御影にも伝わってしまうのではないかというほど、身体中を音が駆け巡る。恥ずかしさやらで、両手で顔を覆い、指の隙間から御影の姿を見た。
 ベルトを外してスラックスを寛がせると、そこから膨れ上がったものが見える。御影が自分に欲情しているという証拠に、どこか安堵した。
 安堵するべき状況ではないのだろうけれど、御影が自分で欲望を感じてくれているということは。御影にとって若葉が女であるという証明になるような気がしたからだ。
 御影がまた若葉の足の間に屈みこみ、若葉の下着を剥ぎ取るとひくひくと動く秘所に顔を埋めた。この間も今もシャワーすら浴びていないというのにと拒否する前に、熱い舌がぬるっと膣口を刺激する。
「んっ、あ、んん…」
「すげ、この前よりも濡れやすくなってんな」
「はぁっ、そ、んなこと、言わない、でっ」
 両脚を抱え込まれ御影の舌が出し入れを繰り返され、じゅるりと吸い上げられ矯正があがりそうになるのを必死に我慢した。
 けれどそんな若葉の努力を無駄にするかのように、御影の舌が動き回り飲み干すような勢いで蜜を吸い上げていく。
 びくびくと身体が軽く痙攣をしたことで、軽く達してしまったことがわかった。御影の唇が蜜で光っていて、それを無造作に手の甲で拭き取ったというのに。まだだというように、今度は花芯に軽く口付けをして、舌でくりくりと舐められた。
「あっ、んぅ」
 つま先が浮いて身体が倒れそうになるのを、片手でどうにかつっぱりながら。もう片手を唇に押し当てて、溢れだしそうな甘い声を何度も飲み込む。
 花芯を舌でじゅっと吸われた瞬間に、また身体がびくびくと震えた。それでもまだ刺激を与えようとする御影の頭に手を添えて抱え込むように身体を曲げると、御影が顔を上げ傍にある若葉の唇に口付けを落とす。
 御影は立ち上がると、若葉の手を引いてすでにぐらぐらする足のままに立たせたと思うと今度は御影がベッドの淵へと腰をおろした。
 これは、御影のアレを奉仕しろということなのだろうかと深読みしていると。
「若葉、乗れ」
「…、の、のる?」
「そ、こっちに背中向けて。ほら、腰おろせ」
「わぁっ」
 無理矢理御影に背中を向けさせられたと思ったら、腰をひっぱられそのまま御影の太ももに座るという状況になってしまった。降りようと動こうとしたが、腰をガッチリ押さえ込まれて動くことができなかった。
 臀部に御影の欲望でそそり立ったものが、当たって息を呑んだ。これが、これから入るのかと思うとまた下腹部がきゅんと切なくなった。
 御影は背中に何度も口付けをしながら、胸の頂を指で挟みくりっと動かしたり軽くひっぱたりしながら秘所を指で撫で上げ、ずぶずぶと指を膣内へと挿入する。
「んんっ、あ、やぁ」
「嫌なのか?」
「んー、ぞ、わぞわするっ」
 首を横に振りながら身体がぞわっとするのを絶える。嫌だとか気持ち悪いという感じではなく、先ほど以上の快楽が与えられて飛びそうになってしまうのが怖い。
 まだ二回目だというのに、御影に身体を作り変えられていくようだ。御影の色に染め上げられているようだ。
 最初は優しく、そして徐々に激しく指がじゅぶっと音を立たせながら動き、膣壁をぐりぐりと擦られる。
 頭が可笑しくなりそうなほどの快楽に、頭を振りながら耐えていたが。若葉の耳を甘噛みして、耳の中に舌を入れられた瞬間に、耐え切れず背中を反って達してしまった。SPANISCHE FLIEGE

居酒屋でからあげっててっぱんだよね
 友人関係の間柄だったとしても、時折その友人をお姉ちゃんみたい、お兄ちゃんみたい、などということがある。
 男が好きなのは大体が妹系の可愛い女の子が多いと鏑木若葉かぶらぎわかばは考えている。そして、そういった女子はだいたいが物語のヒロインのような子だとも考えている。
 何故そんなことを考えているかというと、若葉の友人である宮野朱利みやのじゅりを見つめていると浮かんでしまうからだ。
 若葉と朱利は面接の時に近いグループで、なんとなく話をしてから意気投合をした。そして同期で入社し、一番気があいプライベートでもよく一緒に出かけたり泊まりあったりするような仲になった。
 そんな朱利はふわふわと緩いパーマのかかった茶色のロングヘアー、猫のような大きな瞳、ぷっくりと膨れた唇、胸がないのが悩みだとはいうが全体的なスタイルは良いし、オフィスカジュアルのためにファッションセンスがでるわけだが、これがまたオシャレときた。
 単純に化粧をすること、自分に合った服装をすることが好きらしい。なので、男受けの悪いネイルも定期的にいってその時によって派手だったりシンプルだったりと楽しんでいるし、10cmヒールなども当たり前に履いている。
 性格は女子が言う可愛いタイプだ。そんな朱利のことを若葉はとても好きだし、男に対しての考え方だったりが似ているので、入社してからこの4年仲良くできているとも思っている。
 何より趣味が一緒というのが一番だろう、二人の趣味はカメラだ。今時の流行にのっているなと言われるかもしれないが、好きなものは好きだし趣味なものは趣味なのだ。
 若葉といえば、天然パーマで定期的に前髪を縮毛矯正をかけなければうねってしまって鏡を見るのが嫌いになるようなタイプ。
 肩につくかつかないほどの長さで、こちらは縮毛をかけていないがゆるふわパーマのようにみえるので、それを生かす方向でいっている。
 体型も見た目も普通だ。格好といえば、スーツだったりオフィスカジュアルだからと少し砕けた格好をしたりだが、凄いセンスがいいかと問われれば普通だとしか言いようがない。
 良くも悪くも普通、その辺によくいるような女子のタイプで朱利が物語のヒロインならば、若葉はモブか良くてヒロインの友人という脇役がテンプレポジションだ。
 女子として頑張っていた時期も若葉にもあったが、現在は26歳にして干され気味だ。

 入社したばかりの頃は、朱利と一緒にいたためによく惹き立て役だといわれたり比較されたりしながらも女子として彼氏が欲しいなどという感情もあったし、そのために可愛くみせる仕草もした。
 それで朱利に対してどうこう思ったことはなかったし、惹き立てや比較などがある度に若葉ではなく朱利がその相手に対して噛み付く勢いで怒ったりした。
 入社してすぐの頃、若葉は一般事務に朱利は受付の配属となったけれど定時は一緒のため、よく帰りに待ち合わせをしてご飯を食べに行っていた。
 その日はそんな二人、というよりは朱利を待ち伏せしていた数人の先輩方からのお誘いで飲みに行くことになった。少人数だと思っていたが、いろいろな部署から集まった人たちが結構な人数いた。
 男の比率が高いものの、二人以外にも女子はいたしその時に出会った秘書課の野々宮凛子ののみやりんこには可愛がってもらうようになったし、お姉さんみたいで二人で懐いている。
 メリハリのある身体にフィットしたスーツというだけで、色気が漂う。同じ女性だが、惚れる!となってしまう。
 1時間ほどして全員お酒が回りはじめた頃、朱利を待ち伏せしていた一人の男性社員がにやにやと笑いながら、若葉に向かって言った。縮陰膏
「鏑木って、朱利ちゃんの惹き立て役みたいだよなー」
「おい、お前飲みすぎだろー!かわいそうだってー!」
 同じようにお前も酒飲みすぎなんだよと突っ込みをいれそうになるような、フォローにもならないフォローをいうもう一人の男性社員。
 若葉は、面倒くさいけれどよくあることだと笑って流そうとしたが。朱利が立ち上がって、その男性社員を見下ろして。
「若葉のいいところがわっかんないような男に、ちゃん付けて呼ばれたくないんですけど!見た目でしか判断しない男に口説かれても靡きませんよ!!」
 朱利が怒鳴ったことで、笑う雰囲気だったものが一気に静かになってしまった。それなりの人数だったために奥まった場所なのが救いだ。
 その二人だけではなく、他の人たちも可愛らしい容姿の朱利が怒鳴るとは思っていなかったようで、唖然としてしまっている。
 場の空気がとてつもなく重くなったような気がした。
「ちょぉおっ、朱利?!朱利もお酒回ってない?!」
「若葉も!こんなことで傷ついちゃダメだよ!!若葉は可愛いんだから!!」
「いいってー、わかったから。ほら、落ち着きなさいって」
「いいえ!朱利ちゃんの言うとおりよ!可愛い子が入って浮き足立ってるのかもしれないけどね、見た目を比較してそれを言葉にだすような男はクズでしかないわ」
 ずっと聞いていた凛子までも立ち上がって、説教を始めてしまった。
 まさか自分のことで、こんなことになるとは思っていなかった若葉が一番慌てふためいた。
「あんた達、今後同じようなことがあれば女子全員を敵に回すと思いなさい!」
 女子全員なんて、とその時は思ったが。後々、凛子は女性社員の憧れのような人で彼女が敵とみなしたものは、女子の敵!となるほどらしい。
 なので、このときの言葉もそのままということだ。それを知っている、男性社員二人は顔を蒼くしてしまった。
「相変わらずたっけぇ音で話すな、野々宮は」
 この空気に割って入ってきた声は、低めの心地の良い声をしていた。そして周りの女の人たちの声が一際高くなる。これが、黄色の声かと若葉はその場に似合わないようなことを考えた。
 先に入ってきた男性は高身長で、黒髪、昔スポーツをしていましたというような筋肉をしていそうで、切れ長の目に通った鼻、ワイルド系の女子にモテるタイプが入ってきた。
 口調の荒さからも、キツそうな性格が見え隠れしている。
「あ、御影みかげに羽倉はねくらじゃない。何よ、悪いのはこいつらよこいつら!」
 凛子が腰に手を当てながら、自分は一切悪くないと主張すると。ワイルド系の男性の後ろから、爽やかな声で、これまた爽やかな笑顔をした男性が入ってきた。高身長で、こげ茶色をした髪の毛をなでつけるようにまとめていて、優しそうな顔をしている。
 二人が並んでいると、白と黒といったような対比をみている気持ちになる。
「聞いてたよ。まぁ、春だし少しみんな浮かれ気味なところがあったみたいだな。この二人にもよく言っておくから」D10 媚薬 催情剤
「たく、怒んのもわかっけど一応は先輩社員に怒鳴るな。後、お前は自分のことだろ?なら、自分で怒れ」
 髪の毛をかきあげながら、朱利と若葉に呆れながら言葉にする。
「…失礼致しました」
 若葉と朱利は二人揃って頭を下げる。凛子さんは、謝る必要なんてないとぷりぷりと怒ってはいたが、一応自分達は後輩であって入社したばかりの新人だ。
 御影が言っていることは、間違ってはいない。
「御影さんひどいっす。一応って、一応って…」
「あぁ?おめぇらは、隅で反省してろ」
 御影は、男性二人を足蹴にしてそこの場所をどかせ、自分と羽倉の席とした。

 これがきっかけで、若葉に対する比較の言葉が無くなった。また、朱利を怒らせると怖いということも広まった。
 女性社員からは、自分達が守ってあげるからね!という言葉をいただき、凛子が二人を可愛がるようになったことも大きな要因ではあるだろう。
 比較の言葉などがなくなったからといって、若葉がモテはじめるわけでもなく。何より、二人の同期である山中やまなかの不用意な言葉によって、若葉の立ち位置が決まってしまった。
 同期での飲み会で、若葉がみんなの世話をしたり注文を取ったり、会計のためのお金を集めたりとしていると。山中は一言。
「鏑木ってお母さんみたいだよなー。おかんって感じ」
「同い年の子どもを持った覚えなんかないんですが?」
 なんて軽口を交わしたものの、それが広まっていってしまい。若葉イコールお母さんというイメージが定着してしまった。
 山中だけではなく、他の同期達もそういったイメージを持っていたのだろう。あぁ、なるほどっというような感じは確かにあった。
 若葉はお母さんといわれることが好きではない、女子に言われるのはかまわないと思っているが。男性に言われるということは、女子としてみられていないということだからだ。
 そんな風に定着していったお母さんというあだ名は、若葉を26歳にして干され気味にした理由の一つとなった。RUSH PUSH 芳香劑

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